または私は如何にして心配するのをやめてBOYS AND MENを愛するようになったか④

(結局推しを決めかねる私。もう箱推しでゆるく通おうとあきらめてかけた。しかし推しがいないオタク活動は、楽しいがどこか空虚であった。)

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そして7月1日、運命の日を迎える(オタクなのですぐ運命とか大袈裟な言葉を使う)。BOYS AND MEN全員に初めて生で会う日。前回のブログであんな伏線を張っているのでもう私の推しは誰かお気づきかとは思うが、もう少しお付き合いいただきたい。

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(あべのリリースイベント時の写真)

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リリースイベント会場に到着したのは一部のライブ終わり。CD予約はまだできたので、握手券を手にした。

その中の1枚、勇翔。気になりつつ、生で見るのは初めてだった。友人から話すことをちゃんと考えて行った方がいいと言われたが、あまり考えていなかった。考えていても結局話せなかったと思うので、それでよかったと思う。

初めて生で見た勇翔は、あまりに美しかった。身長が高く、ガタイが良い体格。鼻筋が通った端正かつ凛々しい顔。少し日に焼けて、男らしい男前。

つい口にした言葉は「めちゃくちゃかっこいいですね…」だった。何百回何千回も言われているであろうが、ありがとう、と微笑んでくれた。真顔とは異なり、笑った顔は柔らかく穏やかな内面を感じさせる。

もうこれだけで満足だった。直接かっこいいと言える。そしてありがとうと言われる。バンギャも経たが、当時の私はジャニオタである。イケメンは画面の中の存在である。触れることは許されていない(コンサートには2回程参戦しているが、あまりに会場が大きいのと美しすぎたのでVRの類だと考えている)。しかし勇翔は確かに存在してるし、言葉を交わしている。

あまりの美しさに言葉を失っていた私に、「関西?」と尋ねてくれた。そうですと答えると、「今日からドラマ放送するからみてね」と言われた。見ます、とだけ答えた。10秒という時間は、ほんの一瞬で過ぎ去る。私の初めての接触は、ドラマの宣伝で幕を閉じた。

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握手が終わった後、私は友人に「勇翔くんを推すことにした」と報告した。顔立ちが良いのはもちろん、言葉数は少ないが冷たさを感じない独特の空気感が好きだった。

1ヶ月以上悩んでた推しが、こうも一瞬で決まったのは、自分でも不思議である。だがあの時、言葉にできない何かを感じたのだ。

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推しが決まっていないというフラストレーションから解放された私は無敵だった。バンギャ、ジャニオタ等様々なジャンルで培ったオタクとしてのバイタリティーが溢れ出す。3日後にはインターネットで探しだしたぬいぐるみを購入し、2週間後のリリースイベントでは爪をネイビーにした。

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(西宮ガーデンプレイスは見やすくていい場所です)

名古屋に何回も行ったし、自分が行ける最後のリリースイベントでは上限8枚の握手もした。能楽堂の舞台も行った。そして先月は、リリースイベントのため茨城県まで行った。2017年下半期は、BOYS AND MENに、勇翔くんに捧げたのである。

こんなに熱意を持って遠征したのは久しぶりだったから、単純に楽しかった。そして握手会やラジオ等で勇翔くんが不思議な人であることを知っていき、更に心惹かれることになるが、それについてはまた別の機会に書こうと思う。

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(2017.12/11 めいか)